企業再建の名手、帝王学の師が遺した珠玉の講座
企業再建の名手、帝王学の師が遺した珠玉の講座
経営の現場で役立つ「生きた言葉」が盛りだくさん。「百年に一度の大不況」に直面しているいまだからこそ学びたい。
いまだからこそ『論語』を
『政治・経済のトラブル、そして深刻な不況にしても、その根幹は「信」を失ったことに尽きる。日進月歩、変革の時期だからこそ、人間としての揺るぎない羅針盤、こころの修練が不可欠なのではないだろうか。「いまだからこそ『論語』を」と、いいたい。』 井原隆一 『「論語」を読む』(プレジデント社刊)より
『論語』は思想家・孔子の言行をまとめた書です。人間論、人生論、政治論、指導者論が実に生き生きと語られた『論語』に、先人たちはさまざまな知恵を学んできました。
実業界にあっても例外ではなく、明治の大実業家・渋沢栄一が『論語と算盤』を著わしたように、多くの実業家が『論語』を通して、指導者として、また人間としてのバックボーンを涵養し、行動の規範を身につけてきました。
本講座は、会社経営という実践の場で井原隆一氏が心のより所とし、行動の指針としてきた六十七の言葉を収録。
二十歳で背負った莫大な借金、単身で乗り込んで取り組んだ会社再建など、窮地に陥るたびにその教えに救われたという井原氏が、自らの体験を通してつかみとった『論語』の知恵を、わかりやすく講義しています。
会社経営を発展させるために、また心豊かに生きる指針として、ぜひお役立てください。
※解説テキスト上下2冊がついています。
※本講座は井原隆一氏の社長塾「論語と経営」の講義(一九九七年)をもとに、再構成したものです。教室講義を録音しているため、テーブルサービスの音や資料をめくる音などが入っている箇所がございます。あらかじめご了承ください。
井原 隆一 氏
1910(明治43)年埼玉県生まれ。
14歳で埼玉銀行(現りそな銀行)入社。18歳で夜間中学を卒業。父親の死亡に伴い20歳で莫大な借金を背負うが、独力で完済。
その間、並はずれた向学心から独学で、法律、経済、経営、宗教、哲学、歴史を修めた苦学力行の人。
最年少で課長抜擢後、筆頭専務にまで上りつめた。60歳のとき、大赤字と労働争議で危地に陥った会社の助っ人となり、一挙に40社へ分社する独自の再建策を実施。短期間に大幅黒字・無借金の経営に転換させるなど、企業再建の名人として知られた。 2009年2月没。
中国古典への造詣が深く、著書に『「論語」を読む』『「菜根譚」を読む』(いずれもプレジデント社刊)などの著書がある。















