ナレッジ・マネジメントの権威、一橋大学大学院国際企業戦略研究科 野中郁次郎教授推薦! SSTは、「暗黙知」にフォーカスを当てた世界ではじめてのナレッジ・マネジメントである
日本ロシュで始動した「ナレッジ・マネジメント」は、一見、時代の趨勢と違う方向を向いていた。世の多くの企業がこぞって、IT(情報技術)時代を意識した効率重視のマニュアル的「形式化」を追い求めている中で、それに逆らうような「暗黙知」、つまり世界観や信念、熟練、勘といった個人的・主観的な体験に根ざす「知」に注目したのである。優れた「暗黙知」をもつMR(医薬情報担当者)24名が全国から召集され、「名人芸移植プロジェクト」ともいうべき「SST(Super Skill Transfer)プロジェクト」が作られた。そして彼らが最初に行なったのは、従来のMRマニュアルの廃棄だったのである
──野中郁次郎「実践ナレッジ・マネジメント講座」
プレジデント2000年9月4日号より
[著] 山本藤光 やまもと・ふじみつ
1946年北海道生まれ。1970年日本ロシュ(株)入社。MR、営業所長、学術企画部長、SSTプロジェクト、SSTアカデミー事務局長などを経て、現在経営企画室勤務。藤光 伸のペンネームで、PHP研究所「Book chase com」他に書評とエッセーなどの連載がある。また「藤光 伸の読み書き考える」というホームページを運営している。














