楽しくなければ会社じゃない
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ISBN
978-4-8334-9051-1
判型
四六判/上製
初版日
2000年10月28日
本文頁数
272頁
楽しくなければ会社じゃない
「目を醒ませ!」日本企業
2000年10月28日発売
[著]堀 貞一郎
価格:1,680円(税込)

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商品説明と目次

"21世紀は""わくわくドキドキ"" 仕事をする時代。総合プロデューサーとしてテレビ、万博、東京ディズニーランドなど、時代の最先端を築いてきた著者が大胆に予測する""新しい社会""と""躍進する企業"""

いま、日本を取り巻く環境は激変している。IT革命、そして携帯電話やインターネットに代表される"情報革命"。あるいは、サービスの考え方一つをとってみてもマニュアル第一主義と言われた工業化社会のそれとは一線を画した“CS(Customer Satisfaction)の発想”一般化し、サービス業界は言うに及ばず、メーカーや公務員にまでそうした対応が求められる時代となってきた。 
もはや工業化社会の価値観や常識からではとても理解できない出来事が日常茶飯事に起き、次の瞬間にはそれらが新しい社会の常識となりつつある。ここへきて、日本企業も日本人も、そうした新しい時代に乗り遅れまいと躍起になりはじめている。ところが、その気持ちとは裏腹に、われわれは一体どこに向かおうとしているのか、どう思考し、どう行動すべきかを指し示す指針が未だ定まらないのが、現実の姿ではなかろうか。

本書では、総合プロデュサーとして日本のテレビ放送草創期に数々のヒット番組を生み出したのを皮切りに、東京オリンピックのキャンペーンや大阪万博の人気ナンバーワン・パビリオン等の企画プロデュース、さらには東京ディズニーランドの誘致・立ち上げに携わるなど、常に時代の最先端を築いてきた著者が、来るべき社会を「コミュニケーション社会」と名づけるとともに、そうした社会で求められるものは何か、最も大切なものは何かを一刀両断の下に説き明かす。

「楽しくなければ会社じゃない」「新しい社会の企業は何より、そこで働く社員一人ひとりが、そこで働く意義とやる気を持続できるような"企業スピリッツ" を持つべきである」と説く、著者の情熱溢れる主張は、紛れもなく混沌の時代とも、希望のない時代とも言われる今日の日本の閉塞状況を切り開く一条の眩い光となり、21世紀の先までを指し示す貴重なヒントをもたらすだろう。

[著] (株)オリエンタルランド顧問、(株)エル・エー・シー会長。 青森大学、山口県立大学各客員教授。 堀 貞一郎 ほり・ていいちろう

1953年、電通の前身、日本電報通信社入社。ラジオ・テレビのプロデューサーとして活躍。63年東京オリンピック、70年大阪万国博覧会などの企画プロデュースを担当。72年、(株)オリエンタルランド常務取締役レジャー事業本部長に就任。東京ディズニーランドの総合プロデューサーとして誘致、立ち上げに携わる。

目次

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序章

人と人との出会いから生まれる新しい社会

大いなる誤解/新しい価値観をもったサービス/コミュニケーション社会という考え方

第1章

ITが主役ではない
「情報化社会」の本当の意味

新幹線の不思議/機械が人をサポートする時代

工業化社会では人が機械をサポートしていた/心地よさをサポートするコンピュータ/笑顔やホスピタリティこそが主役になる

二つのデータが示す"モノ"から"心"への変化/これからの日本人はますます孤独になっていく……/老いも若きもコミュニケーションに飢えている/お客様の「心」に訴えかけることが企業の大命題

国際競争力にみる日本の低迷/なぜ、アメリカは「復活」したのか/情報スーパーハイウェイ構想という名のコミュニケーション革命/情報化投資によって始まる新しい社会

第2章

「感動」を生み続ける力
キーワードは「心の役に立つ」もの

「あっ、かわいい!」という衝動がヒットを呼ぶ/サービスの差が売れゆきを左右する/「買い換えモード」という考え方/お客様の生活・ニーズに即した応対やサービスを/「より簡単に」「より快適に」というコンセプト

創造的破壊のすすめ/生産される場所が人の頭の中に移った!?/「時間」の価値観や速度が変化する/「ヒトゲノムの解析」で生じる逆算の人生/働く時間の常識も変わる/なぜいま「オランダ・モデル」なのか

「模倣を生産していた」工業化社会/「独創を生産」するコミュニケーション社会/一人ひとりの判断と責任から生まれる「独創性」/「企業倫理」の欠如が不祥事を生む/「国の誉れ」だった企業が「悪い企業」と呼ばれることも/「模倣」からの決別を

あるセキュリティ(保安)スタッフの勇気/「満足」を超えた「感動」の重要性/「感動」は偶発的ではない/マニュアルでは「満足」まで/恒常的な「感動」を支える企業理念/カンパニー・スピリッツの発想へ

第3章

人間讃歌が聞こえる広場
紳士淑女をおもてなしする
紳士淑女であれ

〈ザ・リッツ・カールトン大阪〉

"モットー"に示された新しいホテル・マン像/「ルールはお客様が決める」/「心を込める」ことの意味/どんな想いで仕事に取り組んでいけるか/エンパワーメントとそれを後押しするシステム/上司のあり方にも変化が……/「モットー」の浸透が社員の誇りと責任を生む

〈パイオニア〉

メーカーもサービス業という考え方/「人に」ではなく「人と」/脱「ヒラメ人間」目指して/メーカーが掲げる「CS経営」とは何か/自分の仕事の"後工程"の人をお客様と考えよう/「独断と偏見」で社長賞

広場づくり

〈オリエンタルランド〉

「サービスの原点がここにある」/反日家を親日家に変えたコミュニケーション/「生きていてよかった!」と思ってもらえる場所を/誰のためのカンパニー・ スピリッツか/"当たり前のこと"を当たり前にするのも勇気がいる/"サービス"は自己満足じゃない/"わくわくドキドキ"する魔力

第4章

企業理念からカンパニー・スピリッツへ
心に届く想いを

工業化社会の企業理念からカンパニー・スピリッツへ/身近さとわかりやすさ/企業の身の丈にあった言葉

大切な三つのポイント/未来こそ"今"という感覚/過去に例のない「大まじめな時代」!?/必要なドッグ・イヤー」感覚/「共 生の時代」に求められるもの/環境問題への取り組みは社員の誇りとして位置づけるもの/百貨店伸び悩みの一番の原因/健康で活発なライフスタイルを謳歌す る"ニュー・エイジ"の登場/社会を見据えることから生まれてくるもの/少子化と国際化の微妙な関係/一気に加速する「国際化」のうねり/バリアフリーと いう「共生」の考え方

「夢」と「誇り」と「身近さ」を/「新しい驚きと感動を創造する」──百貨店/「生きている喜びを感じ合う」──外食産業/「未来をお預かりする」──銀行

第5章

「認める」という発想
「認める」ことがスピリッツを生かす

「査定」からの脱皮/「認めるシステム」をどうつくるか/上司が部下に認められる時代/同僚たちが認め合う/トップに必要な新しい視座

社員の生活の向上が企業の成功につながる/職場に安らぎの空間を/よりパーソナルな社員教育

褒める制度から褒める風土へ/「褒める」のに時と場所は関係ない/「褒めた」ことを知らしめるシステム/褒められることが自信の源

終章

コミュニケーション社会の経営者

輝ける未来を託したい/未来のために今がある/「夢を持つこと」と「願い続けること」/「変わる」「変える」勇気を

あとがき

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