なぜ人は他人の足を引っ張るのか?
なぜ同僚の昇進に嫉妬するのか?
なぜ部下は面従腹背になるのか?
なぜ部下は突然辞めるのか?
なぜ部下には叱る真意が理解されないのか?
最近どうも職場の雰囲気が変だ――この本は、職場のそんな「空気」を読んでいる、あなたのための一冊です。電話が鳴っているのに誰も取りません。皆、背中で「俺は忙しい」と言っているようです。部下の言い訳のメールは同報で上司の上司にも送られているようです。隣のブースの彼は、今日も黙って出社し、何も言わずに帰りました。
日本の職場の「人間関係」が、どうもおかしくなっている。誰もがそのことに気づき、そして同時にそのことに疲れています。そろそろ、この辛い状況を、少しずつでも変えてみませんか。
第一章「『あなた』を大事にすれば、人間関係は大丈夫」では、心理学者の内藤誼人さんによる二本の記事をお届けします。「自分自身を優先させる」という発想が、職場の人間関係ストレスを解決に導いてくれます。
第二章「『性格・タイプ別』人づきあいのコツ」は、アメリカの心理学会で性格測定の主軸として使われている「ビッグファイブ理論」を土台に、あなたと、あなたの周りにいる人の性格・タイプを分析し、それぞれに合った人づきあいの方法を提案します。あなたは「神経症傾向」でしょうか、それとも「調和性傾向」? まずは二章収録の「性格検査シート」をお読みください。
第三章「大丈夫? あなたの職場の人間関係チェック」は、今、日本の多くの職場で発生している「心が疲れる現状」と、その解決法を探ります。個室化現象、対話欠乏症、評価不信感、孤立する30代……思い当たる言葉はありませんか? すべて第三章に載っています。
第四章「『相手は納得、あなたも安心』の交渉術」は、日々の交渉がテーマです。部内、部門間、取引先との値段交渉、売り込み、そしてお客さまからのクレーム処理……。日々発生する難題を、譲ることなく、負けることなく、そしてストレスを溜めることなく解決する方法がここにあります。
この本をお読みになった「あなた」が、「まあ、なんとかできそうだな」と軽やかに家路につき、翌朝「よし、この手で行ってみよう」と前向きに職場に向かう――そのお役に立つことができれば、これほど嬉しいことはありません。
なお、本書は「プレジデント」2007年6月18日号「『板ばさみ』の心理学」、同年7月16日号「『人付き合い』革命」の各特集を再編集したものです。再掲載にご快諾頂いた皆さまに、改めて深く御礼申し上げます(なお、本書の内容はいずれも雑誌掲載時のものです。文中の数値や「昨年・今年・来年」などの表記、法制度、組織名や肩書も掲載時のものです。但し略歴欄のみ2008年3月末時点のものに変えてあります)。
プレジデント編集部
(──本書「はじめに」)
本書は「プレジデント」2007年6月18日号「『板ばさみ』の心理学」、同年7月16日号「『人付き合い』革命」の各特集を再編集したものです。再掲載にご快諾頂いた皆さまに、改めて深く御礼申し上げます(なお、本書の内容はいずれも雑誌掲載時のものです。文中の数値や「昨年・今年・来年」などの表記、法制度、組織名や肩書も掲載時のものです。但し略歴欄のみ2008年3月末時点のものに変えてあります)。














