鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」
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ISBN
978-4-8334-5007-2
判型
四六判/並製
初版日
2005年1月24日
本文頁数
252頁
鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」
セブン-イレブン式脱常識の仕事術
2005年1月24日発売
[著]勝見 明
価格:1,300円(税込)
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商品説明と目次

・商品の「完売」は喜ぶべきことか?・顧客は「迷っている」のか、「確認したい」のか?・合理化はまず「人件費」を削減すべきか?・経済新聞を毎日まじめに読むべきか?・挑戦を始めたら寝食を忘れてのめり込むべきか?・売れないので値引きすべきか?

 ハーバードを始め、欧米の名だたるビジネススクールで、トヨタ自動車と並んでしばしば教材となる日本企業、セブン‐イレブン・ジャパン。セブン‐イレブン 方式とも呼ぶべき「タンピンカンリ」は、今や世界用語になっている。
 上場以来、24期連続増収増益を記録し、全店売上高約2兆3432億円は日本の小 売業全体の総売上げランキングで首位の座を堅持、コンビニ業界での「一人勝ち」は依然、揺るがない。
 鈴木流経営学のどこが卓越しているのか。その醍醐味は、世間に流布する数多くの「本当のようなウソ」を見抜き、われわれの気づかない顧客や市場の「真実」を掴むところにある。
 本書は、鈴木氏が指摘する数々の「本当のようなウソ」をそのユニークな発言の中から抽出し、氏の語る「真実」を読者にわかりやすく紹介する。それは、今の時代に本当に求められている仕事の仕方、真の「仕事術」を示すことでもある。
 もし、あなたが、ビジネスとは難しいものだと感じていたら、原因は仕事の仕方を自分で難しくしてしまっているあなた自身にあるかもしれない。本書を手に することにより、知らず知らず身につけてしまっていた殻が破られ、仕事に対する見方が一変することだろう。

[著] 勝見 明 かつみ・あきら

1952(昭和27)年、神奈川県逗子市生まれ。東京大学教養学部中退。フリージャーナリストとして経済・経営分野を中心に週刊誌、月刊誌等に執筆。企業の組織運営・人材マネジメントに詳しい。
主な著書に、『鈴木敏文の「統計心理学」』『戦場に残された日記』(いずれもプレジデント社)、『イノベーションの本質』(日経BP社 共著)、『ソニーの遺伝子』(日経ビジネス人文庫)、『「光の未来」に賭けた研究者スピリット』(ダイヤモンド社)など。

目次

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世界が注目するセブン-イレブン・ジャパンの経営
鈴木敏文氏が見抜く数々の「本当のようなウソ」

第1章:「買ってもらえない時代」にいかに買ってもらうか

  • 巷に氾濫する「本当のようなウソ」
  • 中長期計画を持たないセブン-イレブン
  • 「顧客のために」という言葉を社員に禁じる
  • ヨーカ堂入社時は「まったくの素人」だった
  • ズレている人はなぜ、自分のズレに気づかないのか?
  • 「ノウハウ本は読むな」の意味するものは?
  • 当初理解されなかった「こだわりおむすび」のアイデア
  • 安売りは「ものまね」にすぎない!
  • 顧客はなぜ、セブン-イレブンでコカ・コーラを買うのか?
  • 顧客の変化を“動体視力”でとらえる
  • たかがチャーハンの開発に一年半かける
  • 買ってもらえない責任を何かに転嫁してはならない
  • 圧倒的強さの源泉は「仮説創出力」にある
  • パートやアルバイトまでが「仮説・検証」を唱える
  • 仮説づくりができる人間とできない人間はどこに違いがあるのか?
  • アメリカのビジネススクールが驚く従業員の仕事ぶり
  • 鈴木流経営学の真髄は心理学経営にある
  • “隠れた大学院時代”に学んだ心理学
  • 顧客の心理はこうして掴む
  • 「顧客のために」の「川モデル」vs「顧客の立場で」の「井戸モデル」
  • セブン-イレブン流「主客一体」モデル
  • 自分自身を客観的に見るとはどういうことか?
  • セブン-イレブンにおける「知行一致」
  • トヨタ生産方式vsセブン-イレブン方式

第2章:「鵜呑み」にせずにいかに真の情報力をつけるか

  • 「情報を取る」とは情報に「価値づけ」をすること
  • 情報への接し方には二つのアプローチがある
  • マスコミの報道を「鵜呑み」にしてはならない
  • マスコミは過去の固定観念で数字を読む
  • 社内にはびこる「つじつま合わせ」や「伝言ゲーム」を排除する
  • 部下とは上司に対し常に正当化を図る存在である
  • 「答え」を持てない上司に限って「ものわかりのよい上司」を演じる
  • 商品をめぐる動きは情報で左右されやすい
  • 共同事業を支える情報コミュニケーションサイクル
  • 株価の不可解な動きは何を意味するのか?
  • 鈴木敏文はどのようにして情報を収集しているのか?
  • 固定観念や思い込みがあると大切な情報は取れない
  • 「データ主義」か「現場主義」か
  • 「データや数字と対話する」とはどういうことか?
  • “理想を求める思いの原石”が光るとデータが息づく

第3章:セブン-イレブンの強さを支える「対話力」の極意を学ぶ

  • 「対話力」が勝利を呼んだ「江東海辺店」のケース
    • 対話によりオーナーの考えを切り替えてもらう
    • 対話により難題を克服する
  • 最も重視されるコミュニケーション能力
  • 「今の顧客のニーズ」と「マーケットニーズ」にはギャップがある
  • 人間の持つ二面性
  • オーナーの「保守性」を解放した「世田谷経堂1丁目店」のケース
  • “四つの時間”が同時に回るセブン-イレブンの店舗
  • 週初めの事前準備で一週間が決まる~火曜日
  • 日々の発注のための仮説・検証を繰り返しデイリーの時間を回す~水・木曜日
  • 売り手と買い手双方の時間を活かすタイムマネジメント~金・(土)・月曜日
  • 顧客ニーズに対する“ジャスト・イン・タイム”の実現
  • サウスランド社倒産の原因
  • 差別化を目指す独自のプライベートブランド戦略とは?
  • 「対話力」が成功をもたらした「有名ラーメン店」シリーズ
    • 本物にこだわる二人の男の出会い
    • “対話に基づいた共創”が勝利を呼んだ
  • 情報を持たない人間には相手も情報を提供しない
  • 社員の「対話力」を高めるためにはコストを惜しまない
  • 売り手と買い手が情報や価値を共有しないとビジネスは成り立たない
  • 店頭での試食も顧客との「対話」の一形態
  • テレビCMも顧客と「対話」できなければ購買行動は得られない
  • 対話を重ねていくとすべてのものが「浄化」されていく

第4章:「無」から「有」を生む組織はこうしてつくる

  • 新設四銀行の中で唯一黒字化を達成できたIYバンク
  • 新しい事業も「仮説」から始まる
  • 香典袋を売るなら中身も……
  • 主体性を持って運営するには自前の銀行設立しかない
  • 内外から噴き出した否定論や慎重論
  • 潰されなかった「素人の発想」
  • 常識破りの連続だったセブン創業期
  • 従来コストの三分の一でつくった銀行ATM
  • 重要なのは「何が必要か」の見きわめ
  • 人はなぜ、最初から必要以上のものを求めるのか?
  • 専門集団と素人集団はどのように「融和」したのか?
  • トップ自ら「8200円スーツ」や「コンビニおでん」を買った
  • 経営陣も予想外だった「3年目の黒字達成」
  • 成否はやってみなければわからない
  • “プロのビジネスマン”としての挑戦のあり方を示す

第5章:鈴木敏文直伝「迷ったときはこう決断しろ!」

  • 「失敗」から始まったヨーカ堂への転職
  • 決断力はどこから生まれるのか?
  • なぜ、コンビニ事業に目をつけたのか?
  • なぜ、ボウリング事業には参入しなかったのか?
  • 目の前に樹木が倒れていたら放っておけない
  • 最後は自分を「客観視」すること
  • 企業経営はトップの生き方を反映す
  • 鈴木敏文氏が語る「75の真実」

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