「貞観政要」「書経」「韓非子」
三大古典に凝縮されたリーダー学の粋!
中国古典は、多かれ少なかれリーダーの条件やその心得についてふれているのだが、とりわけこの二冊(『貞観政要』『書経』)は、トップの心得を学ぶうえで打ってつけの内容なのである。徳川家康や明治天皇、近くは昭和天皇も「帝王学」の一環としてこれらの書のご進講を受けられたと聞くが、まことに適切な選択であったと言ってよい。
そこで本書でもこの二冊を軸に据えてみた。
ただし、現代はトップにとっても厳しい時代である。この二冊だけではあまりにも理想に過ぎて、空回りする心配がないでもない。そこでもう一冊『韓非子』を加えることにした。
『韓非子』という古典は、一言でいえば、性悪説の上に立った「帝王学」を説いている。これを加えることによって塩味をきかせてみたのである。
(──本書「はじめに」より抜粋)
[著] 守屋 洋
もりや・ひろし著述業(中国文学者)。昭和7年、宮城県生まれ。東京都立大学中国文学科修士課程修了。
著訳書に『全訳「武経七書」』(全三巻)『「老子」の人間学』『完本中国古典の人間学』『「貞観政要」のリーダー学』『新編論語の人間学』(いずれもプレジデント社)など多数。














