小さな駅の半径350メートル内に15軒のケーキ店が共存する街。人口比で横浜市の倍のケーキ店密度を誇る地域。震災により深刻な被害を受けながらも、神戸の洋菓子業界は2002年から右肩上がりを続け、今では震災前の水準を超えた。
なぜ、神戸の洋菓子業界は復活し、全国ブランドになり得たのか。著者はその秘密を「人材育成」「不文律のルール」「厳しい顧客」といったキーワードで読み解いていく。「東京にはできない」ビジネスの可能性が、神戸の街に(そして日本中の地方都市に)あると著者は示唆する。全国の地場産業関係者注目の書。神戸大学大学院・加護野忠男教授による解説つき。
森元伸枝 もりもと・のぶえ
1964年生まれ。神戸市出身。神戸海星女子学院大学英文科卒業後、三陽商会や弁護士事務所など複数の職務経験を経て、神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。博士課程途中に育児が楽しく中退。子供の就学後、神戸大学大学院経営学研究科の恩師、加護野忠男教授の研究室にて教授の雑務を手伝いながら、加護野教授より研究の指導を賜る。














