「ベンチャー起業」実戦教本
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ISBN
978-4-8334-1839-3
判型
A5判/上製
初版日
2006年9月28日
本文頁数
392頁

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商品説明と目次

起業家、事業家をめざす人の 必携バイブル!

 アタッカーズ・ビジネススクールは、実践スキルの獲得とネットワーク構築をとおして自分自身を成長させていく力と、さまざまなビジネスで経験を積みながら実績を残し事業を成長させる力をバランスよく併せ持った人が、真の起業家であると考えています。 アタッカーズ・ビジネススクールからのメッセージ つまり、「学びながら実践するサイクルを継続できる人」です。その資質を獲得するために、単にスキルを“教える”のではなく、成長エンジンを自らに内在させ機能させるための場として、アタッカーズ・ビジネススクールはカリキュラムや人脈構築の機会を提供してまいりました。
 本書は、これまで10年間に行った「起業家育成講座」のなかからエッセンスを再編集し、総集編としてまとめたものです。(中略)

 読み返すたびに、あなたの心を鼓舞し、志の支えとなるメッセージが必ず見つかるはずです。何事にも、100パーセントの準備万端はありません。走りながら考えることもときには必要です。読者の皆さまの新しい挑戦が日本の未来を輝かせることを期待しております!

(──本書「アタッカーズ・ビジネススクールからのメッセージ」より抜粋)

[編著] 大前研一(おおまえ・けんいち)

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学で修士号、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。72年マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務め、94年退社。現在、(株)大前・アンド・アソシエーツ、(株)ビジネス・ブレークスルー等の代表取締役、アタッカーズ・ビジネススクール塾長、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院教授、ボンド大学評議員兼客員教授等。主著に、『新装版 企業参謀』『大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール Part I~V』(いずれもプレジデント社)、『ザ・プロフェッショナル』(ダイヤモンド社)、『ロウアーミドルの衝撃』(講談社)ほか多数。

[編著] アタッカーズ・ビジネススクール(あたっかーず・びじねすすくーる)

21世紀のビジネスパーソンに必須の「アントレプレナーシップ(資源の有無や環境に左右されず新しい価値を創り出す能力)の養成を目指し、1996年に開講して以来、約4200名の卒塾生を輩出し、その卒業生から約600社が新たなビジネスが立ち上がっている。「社会に対し新たな価値を創り出せる人材を養成し、次世代を牽引する意義ある多くの産業を生み出すこと」を事業ミッションとし、主に、アントレプレナーとしての資質を向上させることや、自身の事業プランを磨き上げその成功確度を高めることを目的とした講座を提供。1・4・7・10月の年間4回開講予定で、毎期数百名が受講している。

目次

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序章:21世紀は起業するには最高の時代だ!
大前研一

新しい“見えない社会”の到来/サイバージャングルではグーグルを活用せよ/ケンコーコムのビジネスモデルは参考になる/土曜日午後の時間を使ってパターンを覚える/ヴィーナスフォートに見る「セグメント」の変化/ヴィーナスフォートの3つの改革/アパレル業界のデルを研究する/4つの経済を理解してビジネスを構想する/前提条件を壊した料金距離という概念/ネットワーク革命が生み出した新しい世界/ビジネスが無限に広がるGPSの可能性/無線ICタグと非接触型ICカードによる大変革/ブロードバンドがもたらす「産業の突然死」/デジタルはすべてが同じプラットフォームに載る/事業はカンニングがOK/やろうと思ったら、手段はいくらでもある

第1章:事業の発想法~仮説思考を活かせ~
織山和久

事業発想の原点~仮説思考/優れた事業コンセプト~その具体例/事業構想とは「輪郭が不明瞭な問題」を考えること/創造的なコンセプトを考案するための思考方法とは/発想の展開方法~「あまのじゃく」になれ/発想法のトレーニングはいつでもどこでも可能/発想を体系的に展開し、アイデアを充実させていく/事業化のポイント~「走りながら考える」/創業の困難に打ち勝つ~本当に好きな仕事とは何か/人のつながりを広げて業界横断の知識を得る/三つの事業形態~成功の大きさと期待値を見込む/バランスのとれた事業構成~キャッシュフローを念頭に/創業メンバーの構成~事前の取り決めと信頼関係の醸成/好きな仕事を続けて幸運をつかめ

第2章:事業アイデアの見極め方と“深堀り”の仕方
炭谷俊樹

はじめに――今こそ、事業アイデアの芽を実行へ移せ!

第1節 起業家が検討すべき戦略課題

1.起業家にとっての7S/2.起業家にとっての戦略的3C

第2節 事業計画立案のチェックポイント

事業計画立案の七つのチェックポイント(1.顧客を見る 2.競合を見る 3.コアスキルの明確化 4.会社の存在意義:Shared Value(価値観) 5.グローバルな視野・技術動向 6.経済性、現実性の検討 7.キャッシュフローの見極め まとめ)

第3章:スタートアップ戦略と事業計画作成の基本スキル
森本晴久

はじめに――投資家の目から見て魅力的なビジネスプラン

1.起業をするというのはどういう意味をもつのか

いつ起業するのか?/ビジネスプランを書くということ/自己実現のため、楽しいことをやるのが起業/起業家に向くパーソナリティ

2.起業に向けて知っておくべきこと

起業家を取り巻く環境はどうなっているか?/コアコンピテンスとは何か?/コアコンピテンスとアンフェア・アドバンテージ

3.事業方針を決める

事業のスタートアップに向けてステップ・バイ・ステップ/ステップ(1)ビジネスプランを考える/ステップ(2)お金儲けの仕組みを考える・どこからお金を得るか?/ステップ(3)マーケットの中での自分のポジショニングを知る/ステップ(4)事業目標の設定/ステップ(5)資金調達をする/ステップ(6)テイクオフ

4.事業計画書をつくってみる

ステップ(1)/ステップ(2)/ステップ(3)/ステップ(4)/ステップ(5)(ビジネスプランのアウトライン ビジネスプランの重要な項目、トップ10 ビジネスプランの各項目について)

第4章:成功事例に学ぶ 21世紀に求められる企業理念
竹内弘高

サウスウエスト航空の「変わり者」たち/企業戦略としての効率アップの限界/サウスウエスト航空が行ったさまざまな差別化/企業もゼネラリストからスペシャリストの時代に/サウスウエスト航空がサービスをやらない理由/捨てるべき顧客、サービスを見極める/ブランドの力を活かす戦略/コークのブランドが象徴するもの/「バイクに乗る楽しみ」を売る/熱狂的な「信者」はなぜ生まれたか/企業におけるリーダーの果たすべき役割/自分の思いを言葉にして伝えることの大切さ/古い成功体験は捨てよ/“What”より“How”に力を入れよ/サウスウエスト航空に見る企業理念/起業家になるための三つのキーワード

第5章:事業プランニングとビジョン実現の鍵
小川政信

1.起業家たちの事業プランニング

シーズと根本動機/現場からの発想/顧客にとっての価値/ビジネスモデルの設計/競合・協業関係/エコノミクス

2.ビジョンの実現

ビジョンとグラウンディング/N=3で知る/グラウンディングに強い人/チームダイナミズム

3.成長と破綻の境目で

事業の破綻/経営のレバー/経営の分岐点/資本政策/資本政策決定の事例/人生を生きる意味

4.起業家たちの時代

ビジョンの実現と資本市場/資本市場の役割/インターネットとともに生きる/大自然に咲く花たち/起業家たちの時代

第6章:組織運営と人材マネジメントの重要ポイント
高橋俊介

1.人材の採用、組織運営の方法

人を集める/人を選ぶ/採用のまとめ/人材マネジメント――組織運営

2.組織・人材マネジメントの方法

人事と年金、二つの新しい着眼点で業績を好転/人材引き抜き戦略成功のポイント/優秀な人材は健全な社内カルチャーに集う/立ち上げた会社が陥りやすい組織の袋小路/官僚機構型組織は内向き競争を助長する/馬にニンジンのノルマ主義は一匹狼を生む/大企業へのアンチテーゼと顧客志向が、成功のキーワード/社員の満足が、やがて会社の利益につながるという連鎖の構造/徹底した相互評価制度で利益の連鎖を実現――青梅慶友会病院/カスタマーフォーカスが望む人材を引きつける――良品計画/フォーカスされた人材にはマニュアルはいらない――サザビー/一貫した企業イメージの確立を常に意識せよ/自分で考えさせることが人を育てる第一歩/本当の顧客は誰なのかを常に考える/真のブレーンストーミングは不必要な人材を排除する/社員の意識や行動は、序列ではなくビジョンで縛る/起業家に必要ないくつかの資質

第7章:必須要件「計数マネジメントスキル」を身につける
千賀秀信

1.計数感覚を発揮できるようになろう

  1. 計数感覚がなぜ、身につかないのか
  2. ビジネス現場での会計教育はどうあるべきか

2.「持たない経営」の必要性について

  1. 資金調達・活用という視点を、どう経営に活かすか
  2. 持たない経営がなぜ必要か

3.経営活動で必要になる計数感覚

  1. パターンオーダーのメリットは?
  2. 人件費を基準に計画を立てるにはどうするか
  3. 流通業の商品売価を制約するものは?
  4. 3000万円を事業投資する場合、あなたはどう考える?
  5. 納期や代金回収に時間がかかるビジネスの注意点は

4.成長に応じた業績管理の課題

  1. 成長に応じた業績管理のステップ
  2. 財務会計レベル(ステップ1)の課題
  3. 全社業績管理レベル(ステップ2)の課題
  4. 部門別業績管理レベル(ステップ3)の課題
  5. 次期経営計画の導入レベル(ステップ4)の課題
  6. 経営戦略に基づく中期経営計画の実施レベル(ステップ5)の課題

第8章:失敗しないための資本政策・資金調達の基礎知識
平山達大

はじめに――ベンチャーの資金調達は「増資」が有効

1.新規株式公開(IPO)を目指す意味

2.資本政策の必要性

起業家(経営者)にとって株式を発行することの意味/資本政策の意義/資本政策を考える際の考慮事項について

3.(補説)株式公開のメリット・デメリット

メリット/デメリット

4.資本政策はどのように行うべきか

資本政策は誰のものか/資本政策の実際/資本政策の最も重要な目標/起業家(経営者)がいかに持ち株比率を維持するかのテクニック

5.資本政策策定のための三つの鉄則

鉄則1.資本政策は一度実行したら元には戻れない/鉄則2.株価は一度上げたら下げられない/鉄則3.投資家がついてこない資本政策は「絵に描いた餅」である

6.資本政策策定の実際

資本政策策定の注意点/資本政策の全体概要/江戸幕府の施策と似ている資本政策

7.資本政策失敗例

ケース1:「VCから1億円集めた」と自信満々に語っていたA社長/ケース2:自称「エンジェル」から投資したいと言われたB社長/ケース3:設立当初に1株当たり700万円の増資を受けたC社長/ケース4:株数をやたらと増やしたD社長/ケース5:エンジェル的個人投資家から50%の出資を受けてスタートしたE社長/ケース6:仲間からバラバラに出資を募って株式会社を設立したF社長

8.VC(ベンチャーキャピタル)と10倍うまく付き合う方法

鉄則1.VCと会社は利害対立関係にあることを忘れるな!/鉄則2.金の集まるところには金は集まり、集まらぬところには集まらない/鉄則3.必ず、VCへは二つ以上声をかけること/鉄則4.できるだけ事業会社に株式を持ってもらうこと/鉄則5.自薦でなく、他薦で?/鉄則6.悪徳(?)ブローカーに気をつけろ!

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