序章:これからの起業には「構想力」が必要だ/大前研一
これからの時代に必要なのは「構想力」だ/トレーニングをすれば「構想力」は身につく/自己否定をしなければ新たな構想は生ま れない/広大な沼地に世界中から人がやってくる!?/哲学がなければ、構想は生まれてこない/親や先生の言うことを聞くとロクなことにならない/アナログ 的に考えてはいけない、性格の違うコンビが成長の原動力だ/構想がつまらないと、ビジョンや事業計画もつまらない
第1章:起業家による実践「アントレプレナー」講座
- 理念から外れたことをやると、ビジネスは失敗する/池森賢二
- ベンチャーが成功するための要因/千本倖生
- 勝者となるには、「志力」「計画力」「達成力」が必要だ/志太 勤
- ポイント・オブ・ノーリターンこそが、事業家の原点/堀主知ロバート
- 時代の流れを読む動物的なカンを磨け/梯郁太郎
- 顧客の潜在的欲求を、ビジネスモデルに昇華せよ/小西國義
- シンプル・イズ・ベスト、単純に考えれば一番いい方向にいく/堀江貴文
- 起業家として大成するには、何が必要か/加藤義和
第2章:スタートアップ戦略と事業計画作成の基本スキル/森本晴久
はじめに――投資家の目から見て魅力的なビジネスプラン
いつ起業するのか?/ビジネスプランを書くということ/自己実現のため、楽しいことをやるのが起業/起業家に向くパーソナリティ
起業家を取り巻く環境はどうなっているか?/コアコンピテンスとは何か?/コアコンピテンスとアンフェア・アドバンテージ
事業のスタートアップに向けてステップ・バイ・ステップ/ステップ(1)ビジネスプランを考える/ステップ(2)お金儲けの仕 組みを考える・どこからお金を得るか?/ステップ(3)マーケットの中での自分のポジショニングを知る/ステップ(4)事業目標の設定/ステップ(5)資 金調達をする/ステップ(6)テイクオフ
ステップ(1)/ステップ(2)/ステップ(3)/ステップ(4)/ステップ(5)
第3章:アントレプレナー・マーケティング
――事業の核心に迫る分析力――/小川政信
1.“裸の”商品力とマーケティングの本質
マーケティングの本質/“裸の”商品力/“裸の”商品力が強い場合/“裸の”商品力が弱い場合/ウォーターフォール
顧客の効用関数/コンジョイント分析/スターバックスコーヒーの日本展開/ハーブティー・バーの事業アイデア
商品設計における“空間の軸”/マーケターの頭の中/マーケットポジショニング/“戦いの土俵”/商品開発の総合力
プライシングのインパクト/価格プレミアムと市場特性/何割の市場を狙うか/プライスVSコスト/オプション価格/プライシングと財務戦略/市場の拡大とプライシング
市場へのメッセージの選択/メッセージ内容に対する市場の評価/競合が存在する場合のメッセージの選択/メーセージ伝達とチャンネル戦略/文脈の中でのメッセージ/コミュニケーションの費用対効果
資金より営業力/博打を打つ余裕がないなら、購買メカニズムをつかめ/商品の存在を知った顧客のなかでどれだけ売れているか、 どう売れているか/営業のプロセス分析と成功パターンの発掘/営業の現場を、映画を見るようにイメージできるか/個人技と組織力/水平展開の力と落とし穴
解に飛ばない/個別事例に目を向ける/バラツキに目を向ける/N=1でつかむ現実のメカニズム/N=3で知る/意思決定の現実
「流れ」に目を向ける/モレ分析/戦って負けているのか、戦っていないのか?/勝因と敗因
戦略思考のビッグバンとは/運命の分かれ道/経営の“リトマス試験紙”/アントレプレナー・マーケティング
第4章:ベンチャー経営者の必須要件
「計数マネジメントスキル」を身につける/千賀秀信
1.計数感覚を発揮できるようになろう
(1)計数感覚がなぜ、身につかないのか
(2)ビジネス現場での会計教育はどうあるべきか
(1)資金調達・活用という視点を、どう経営に活かすか
(2)持たない経営がなぜ必要か
(1)パターンオーダーのメリットは?
(2)人件費を基準に計画を立てるにはどうするか
(3)流通業の商品売価を制約するものは
(4)3000万円を事業投資する場合、あなたはどう考える?
(5)納期や代金回収に時間がかかるビジネスの注意点は
(1)成長に応じた業績管理のステップ
(2)財務会計レベル(ステップ1)の課題
(3)全社業績管理レベル(ステップ2)の課題
(4)部門別業績管理レベル(ステップ3)の課題
(5)次期経営計画の導入レベル(ステップ4)の課題
(6)経営戦略に基づく中期経営計画の実施レベル(ステップ5)の課題
第5章:失敗しないための資本政策・資金調達の基礎知識/平山達人
はじめに――ベンチャの資金調達は「増資」が有効
起業家(経営者)にとって株式を発行することの意味/資本政策の意義/資本政策を考える際の考慮事項について
メリット/デメリット
資本政策は誰のものか/資本政策の実際/資本政策の最も重要な目標/起業家(経営者)がいかに持ち株比率を維持するかのテクニック
鉄則1.資本政策は一度実行したら元には戻れない/鉄則2.株価は一度上げたら下げられない/鉄則3.投資家がついてこない資本政策は「絵に描いた餅」である
資本政策策定の注意点/資本政策の全体概要/江戸幕府の施策と似ている資本政策
ケース1「VCから1億円集めた」と自信満々に語っていたA社長/ケース2 自称「エンジェル」から投資したいと言われたB社長/ケース3 設立当初に1株当たり700万円の増資を受けたC社長/ケース4 株数をやたらと増やしたD社長/ケース5 個人投資家から50%にあたる出資を受けてスタートしたE社長/ケース6 仲間からバラバラに出資を募って株式会社を設立したF社長
鉄則1.VCと会社は利害対立関係にあることを忘れるな!/鉄則2.金の集まるところには金は集まり、集まらぬところには集ま らない/鉄則3.必ず、VCへは2つ以上声をかけること/鉄則4.できるだけ事業会社に株式を持ってもらうこと/鉄則5.自薦でなく、他薦で?/鉄則6. 悪徳(?)ブローカーに気をつけろ!
終章:事業チャンスは無限にある、21世紀はアタッカーの時代だ/大前研一
新しい事業は金のあるところを狙え/10%の確率はビジネスではチャンス/サイバービジネスで成功するためのヒント/アマゾン がつくった新しいビジネスチャンス/IT不況なんてとんでもない、ビジネスチャンスはこんなにある/ユビキタスは巨大市場をつくりだす/公共アセスメント が重要になる/事業のリアルタイム化が大きなビジネスチャンスを生む/ユニクロ化はビジネスチャンスの宝庫/時間距離、料金距離が重要/世界の一人勝ち企 業から学べ/経験と情報が蓄積するシステムが大事/事業は最後に成功した者が勝ち