第1章:鈴木敏文はどのように意思決定しているのか
1.「客観」と「直観」、2つの"カン"で発想する
2.鈴木敏文を見ている「もう一人の鈴木敏文」
3.発想の根本にある「5つの視点」
4.天才経営者と凡人ビジネスマンはどこが違うか
鈴木流独自発想の視点[1]
変化の流れを時間軸で捉えると、今の時代の動きが分かる
・ユニクロの不振も大騒ぎすることではない
鈴木流独自発想の視点[2]
時間軸を"輪切り"にすると"本当のようなウソ"が見えてくる
・ものごとの断面に表れる本当の「顔」
鈴木流独自発想の視点[3]
時間軸で未来に目を向けると、今の時代の顧客心理が読める
・「今」は「未来」の反映でもある
鈴木流独自発想の視点[4]
脱経験的思考-過去の「常識」は今の「非常識」
・今は「売り手市場」ではなく「買い手市場」の時代
・セブン-イレブン創業も「過去の否定」だった
・制約条件固定型から制約条件解放型へ
鈴木流独自発想の視点[5]
陰陽両面的思考-買い手の「合理」は売り手の「非合理」
・「おいしいもの=飽きるもの」
・「完売」は「売り手の満足=客の不満足」
・頭を白紙にして「直観」を働かせる
・「川モデル」ではなく「井戸モデル」が重要
・鈴木敏文は20代のときから「鈴木敏文」だった
第2章:商売は「経済学」ではなく「心理学」で考えろ
5.顧客は「経済人」でなく「心で動く人間」である
6.顧客の心理をよむ「琴線と金銭」の商い
7.鈴木敏文は顧客の心理をこう読む
・顧客の心理に応えるために「壁」を破る
・人間の消費は経済合理性だけで動いているわけではない
・"心の糸"が共鳴すれば"財布の紐"も緩む
・バーチャルとリアルを結びつける日本型eコマース
・本業の充実が顧客の安心感を生む
・「先手」は「博打」と同じ
鈴木流顧客心理の掴み方[1]
「富士山型」発想を捨て「茶筒型」に転換せよ-「昨日の客」より「明日の客」
・日本ほど商品のライフサイクルが短い国はない
・「昨日のお客」と「明日のお客」は違う
鈴木流顧客心理の掴み方[2]
海辺の店でなぜ、梅おにぎりが大量に売れるのか-「先行情報」と「経験情報」
・「仮説・検証」で「明日のお客」の心理を読む
鈴木流顧客心理の掴み方[3]
あいさつ一つで顧客との距離感を縮める-「無意識」は「無視」と受け取られる
・「接客6大用語」と「時間帯別あいさつ」
鈴木流顧客心理の掴み方[4]
なぜ、高密度多店舗出店戦略なのか-顧客心理の変化がもたらす「臨界点」
・競合の地盤をどうして崩すことができたのか
鈴木流顧客心理の掴み方[5]
商品の陳列は顧客の目線で考えろ-「合理的」より「目につきやすさ」
・陳列の仕方次第で売り上げが変わる
・"天使"のように大胆に、"悪魔"のように細心に
第3章:半歩先を読む鈴木流「統計術」の極意を学ぶ
8.鈴木流経営学の原点は"隠れた大学院時代"にあった
9.なぜ、「現場主義」ではなく「データ主義」なのか
10.データや情報を読み解く「5つの極意」
鈴木流統計術の極意[1]
売り手から買い手へ、視点を変えると別のデータが見える
・ABC分析には「落とし穴」がある
鈴木流統計術の極意[2]
統計データは鵜呑みにするな、その背景や中身を突きつめろ
・ヨーカ堂の人間に「ヨーカ堂はダメだ」とは誰も答えない
・社会調査の過半数はゴミ
鈴木流統計術の極意[3]
同じデータ、情報でも「分母」を変えると意味が逆転する
・思考の柔軟性とはどういうことか
・最後は「顧客」を分母にして判断する
・「インフレ時代」と「デフレ時代」の違い
鈴木流統計術の極意[4]
なぜ、モノが売れないのか、心理抜きには統計は読み切れない
・データの奥に人間心理を見抜く
・セブン-イレブンは顧客との「共感」を志向する
鈴木流統計術の極意[5]
仮説・検証で初めてデータが生きる、WHYとWHATの問題意識を常に持つ
・「注意のカーソル」をいかに動かすか
・「なぜなのか」「何をすべきか」を問い続ける
鈴木流統計術の極意中の極意
自分の都合のよいように、数字のつじつま合わせをするな
・自分にインプットされた「因果関係」を壊す
第4章:鈴木流「場のつくり方」を学ぶ
11.徹底してダイレクト・コミュニケーションにこだわる
12.繰り返し伝えることにより基本を「血肉化」させる
13.共有化のための「場」を大切にする
・1500人が一堂に会すFC会議
・年間30億円の経費も無駄ではない
・経営者としてではなく「顧客代理人」として話す
・毎週「危機感」を実感する現場のOFC
・会長講話をより徹底させる2つのミーティング
・全社で情報を共有し、かつ、循環させる
・限りなく理想を追い求める執念がもたらす「持続的競争優位」
第5章:現場の社員たちはどのように鈴木流経営学を実践しているか
14.社員のコミュニケーション能力を重視する
15.仮説・検証を店舗経営に活かす
16.自分の仕事で「物語」をつくれるかどうか
17.顧客の共感を呼ぶ「場」づくりにこそ セブンーイレブンの強さがある
・「仕事の仕方」改革に挑んだ新人OFC(実践例1)
・発注精度を改善し売り上げ増を実現(実践例2)
・創業当時は素人集団の社内ベンチャーだった
・30年受け継がれた「素人たち」の思い