第1章:「魅力ある国」をつくる21世紀ビジョン
21世紀臨調が提言した「政治の構造改革」を、どう実現させるか――曽根泰教
政治主導とはどういうことか?/21世紀臨調の4つの提言/国会改革はこう進めよ/議員内閣制のままでも、首相はリーダーシップを発揮できる/抵抗勢力を黙らせる効果的な政治手法/政治の構造改革はお金がなくてもできる
日本の社会経済構造の5つの特徴/このままでは優秀な人材は日本から流出してしまう/官から民へ、中央から地方へ/科学技術創造立国を目指す/日本の大学は産業界の役に立っていない/大学がだめだと国が滅びる/近い将来、日本は活性化社会になる
同じ議員内閣制でも日本とイギリスは違う/政治家と官僚の接触を断ち切るべし/銀行は本当に健全なのか?/不良債権問題を処理 しないと、絶対に景気はよくならない/銀行を一時国有化しないと、本当の不良債権処理はできない/経済を再生させるには消費を伸ばす政策も必要/潰れて も、すべてが消えてなくなるわけではない
公共事業を評価する3つの視点/世界に類例のない日本の公共事業/複雑きわまりない公共事業財源/若年世代にツケ残す累積債務 /地方を壊す国庫補助/高い公共事業コスト/談合の温床・指名入札方式/公共事業がもたらす環境負荷とリスク―ゴミ焼却主義とダイオキシン大国―/道路網 建設で悪化する首都圏の大気汚染/諫早湾開発事業で破壊される宝の海/水門常時解放で潮流が回復/真の立法府主導の確立を!
第2章:「生活者主権」を実現する地方からの行動
地方が主権を取り戻すために、私は教育改革から始める――石田芳弘
市町村長が本気になれば日本は変わる/少人数教育とチームティーチングの効果は絶大/厚生労働省の子育て支援、幼児教育の考え方は間違っている
誰も望まない仕組みができてしまった/番号なしでは生きていけない社会に/IT社会の原則は強制でなく選択制にある/日本は国 家社会主義、官治主義の方向に向かっている/個人を保護する法整備がなされていない/不参加を表明しなかった首長たちの意識/地方の時代―ナショナルスタ ンダードが通用しなくなった/一度引き下がったら二度とチャンスはない/「法律に書いていないことはできる」という判断基準で考える
反対派市長の圧勝で可動堰計画にピリオド/「みんなで考え、みんなで決める」ことを目指した/議論を通じて暴かれた建設省の嘘 /1600万円もの資金が、ほとんど個人カンパで集まった/5000人どころか集まった署名の受任者は9300人/予想に反し、市議会が住民投票条令の制 定を否決/市議選の結果、住民投票賛成派と反対派が逆転/日本初の河川事業についての住民投票条例が成立/住民が行政よりも前を歩き始めた
先見性が自由で創造性のある生き方に導く/たとえやることがなくても規則正しい生活を送れ/世界を放浪して日本の甘さを知る/ 自己流でもいい―歴史観、未来観を持とう/単純労働に国境はなくなりつつある/国境がない時代を生きるユダヤ人の知恵/むしろリスクの大きい事業に挑戦せ よ/その場その場で工夫する能力は学歴とは関係ない/テーマを見つけるためには付き合う人を50人に限定しろ
第3章:いま生活者主権の国づくりをやらなければ日本は沈没する
時間は2年しかない。「生活者」が主語の政策と行動を!――大前研一
このままだと日本の国力は確実に衰退する/衰退産業にカネをつぎ込んできた政府/国際競争力を失った日本人/いまや、世界の競 争は地域国家間の戦いだ/一人の人間の力によって、大改革は可能なのだ/10兆円の経済効果がある政策を提言/日本の経済を回復させるのは生活者しかいな い/東京を魅力ある都市に改革し、日本を再生させる政策とは?/いま変えなければ、日本は沈没する
第4章:主体的市民へのメッセージと活動モデル
私が政治家を志した動機と一新塾生へのメッセージ――山崎 拓
地域主権で、日本を変えよう!――加藤公一
バイオベンチャーの財産は人材である――山田 英
一新塾の主体的市民教育――森嶋伸夫
第5章:主体的市民からの13の提言
- 「知的資産立国」実現に向けた政策提言
- 議員から引き合いが?めざせ議員立法!
- 新しい人材を地方議会へ送り込もう
- 地域と共生する芸術家村構想
- 一新塾環境政策視察旅行―台湾に学ぶ
- 公共のハコモノの有効活用で地域を元気に
- ITを活用した?直接民主制?の可能性に挑む
- 「政治家」田中康夫県知事とともに歩む
- 将来に責任を持つ世代の?開口?
- 少子高齢化社会の新たな地域システム
- 自然を守る住民と行政の新たな形
- 「住基ネットを考える所沢市民の会」結成
- 私が政治家を目指すことになった理由